Artists:Thin Lizzy
Recorded:Live at Riviera Theater,Chicago
Lebel:Blue knight records BKR 015
Sourse:Soundboard?(A-)
Date:1976.04.16
"The Irish dawn"の音源紹介をした際に言及していた"Jailbreak in dimension 5"を遂に現物入手。両者を同一音源と考えていたこともあって特に急いで入手する予定はなかったのですが、"同一音源・ジャケット違い"を買ってしまうという最悪の場合は回避出来る*1と踏んで購入。
同じシカゴ公演部分を聞き比べてみた結果はなんと―。こちらの方が音質は格段に上でした。"The Irish dawn"と比べると音量も大きく、"Irish dawn"に見られた音ワレも軽減されています。また、音が非常にクリアーに聞こえてきます。エアチェックによく見受けられる"独特のフィルタ"を通したような音像が"Irish dawn"では若干耳につく感じでしたが、"Jailbreak in dimension 5"はより自然な音像に近いです。
続いて本作の目玉になる予定だったボーナストラック部分。Europe'73とは一体どんな音源か。
Tr.13"Gonna creep up on you"は途中でフェードアウトしてしまっています。更に他2曲"Litte girl in bloom"と"Vagagbonds..."については、オフィシャル盤"Thin Lizzy - The Peel sessions"に同テイクが高音質にて収録されていました。…駄目じゃんボーナストラック。"Peel sessions"持ってたら不要じゃないですか。
―ということで、結果的に余程のコレクター以外は両方を持つ必要はないということが判明しました。音質を優先する人は本作を取るべきかと思いますが、あまり見かけないので音質にそれほど拘りがなければ"The Irish dawn"と"The Peel Sessions"を入手した方が良いかもしれません。
*** Setlist ****
- Jailbreak
- The boys are back in town
- Emerald
- It's only money
- Blues boy
- Warrior
- Rosalie
- Suicide
- Angel from the coast
- Sha-La-La
- Baby drives me crazy
- The rocker
- Gonna creep up on you
- Little girl in bloom
- Vagabonds of the western world
*** Thin Lizzy is ****
Vocal&Bass:Phil Lynott(R.I.P)
Guitar:Brian Robertson
Guitar:Scott Gorham
Drums:Brian Downey
*1:ボーナストラックが三曲収録されているので同一音源はありえない