先週末から取り組んでいたNetJuke NAS-D500HDのSSD換装で
色々と面白い?情報が取れたのでメモ。
1.HDDのID情報はハードウェアから直接取得してない?
NetJukeは現在のHDD利用状況(%)を確認する機能があり、その画面の下部には
HDDのIDが表示されるようになっています。
上記はSSD換装に先駆けてHDDの初期化を行った時点の状況写真。
HDDのIDは「9TS0GRNH」となっていました。ちなみに中身のHDDはこちら。
これをCrystalDiskInfoにかけると
上記の通り、SN(シリアル)とIDがバッチリ同一になっていることが分かりました。
で、続いて換装用に仕入れたてのWD赤500GBの初期状態はこちら。
―WD製はSNが数字の羅列だけで「23456880870」でした。
で早速、初期化されたHDDのデータをHD革命を使ってSSDにクローン開始。
クローン後の容量拡張を含めて全工程終了後のシステム情報がこちら。
で、この作業完了後のM.2を再度CrystalDiskInfoにかけてみると・・・
SNには変更がなかったのですよね不思議だわー。
ということで、NETJUKEはハードウェアからIDそのものを逐一参照しているのではなく
クローン生成時に移行保存されているどこかのデータから情報を取得している可能性が高いと考えられる結果になりました。
2.音楽保存データが入ったHDDのクローンに関する点について
今回の白筐体確保により保守部品換装用を含めて本体が2台になりました。
で、1台は240GBのSSDで現役稼働していることから、万が一の事態を想定してデータ退避に関する点について少し検討を行ってみました。
(WDのSSDの方が容量が大きいため後々の換装可否を試したかった、ともいう)
実施前のシステム情報はこちら。
曲数は2217曲。HDのIDは「6RX6DHVL」と表示されていますね。
で、これを外してCrystalDiskInfoにかけてみると
やはりSNはIDと一致しなくも問題ないようですね。
―と、それはさておき先ほどのM.2 SSDへのクローン化を進めていきます。
元々のSSDが240GBなので領域拡張も別途行ったSSDがこちら
途中で別の無駄検証を挟んだので総書込量が変な増え方してますが気にしない。
で、Linuxのパーティション拡張操作を弄り回した後でシステム情報を立ち上げたところ、平時よりかーなり長めに起動前のスキャン、設定がかかりました。
が無事曲を認識しました。また、普通に再生も出来ました。
ただし、HDDの容量がガッツリ減少してました。
白筐体で真っ新からコピーした時は容量認識は454GBだったのに?!(何故?)
作業後に考えてみると、
①SSDの容量拡張時に割当て処理をミスっている
②載せ替え後の機体立ち上げ時に本機が何らかのデータを新たに差し替えor生成。
それが容量を喰っている
という2つの可能性が主なものとして考えられます。
当初のクローンデータを持たせたSSDが2枚あれば生成ファイルの内容比較も含め詳しい検証が出来たのですが、手持ちがなく検証出来ないのでこれで実験は終了しました。
結論としては、音楽データが入った状態のHDDをSSDに交換して保存処置が可能
ということです。(※ただしSSDの容量はデータ保存量より大きめのもので行う必要がある?)
ネットで転がってる他の記事だとクローン作製前に「データを初期化ー」と
殆どが記載されてるので音楽データの延命を念頭に情報整理をしてみました。
HDDのIDが機体に表示されるため、SONYお得意のセキュリティ等のコピー対策で
中のデータを移行しても読めないor使えない可能性を危惧していたのですが、それはなさそうでした。
いじょ。