摩訶不思議

【SATAドライブ接続問題現況】

M700HDの純正ATAPI光学ドライブをSATA+変換基板に

置き換えようとしている件ですが、全くうまくいきません。

 

現状整理をすると、かなり切り分けできてる筈ですが

この先どうしたものかと思案中。

- 純正ATAPIドライブ接続 → 正常起動
- 光学ドライブ完全未接続 → 正常起動、むしろ速い
- SATA変換基板だけ接続 → 起動停止/フリーズ
- 変換基板+SATAドライブ → 同様に起動停止

(チップ別検証)

- JM20330系 → 失敗(前回)
- StarTech / Marvell 88SA8052系

→  Master / ACD / Slave / Cable Select 全モード失敗

 

  • 電源供給とSATA側の物理接続自体は生きている
  • 起動ログでは、変換基板を付けた失敗時はかなり早い段階で停止。
  • 単にLinux上で /dev/hdb が作れないというより、IDEバスの
  • 初期化そのものに変換ブリッジが悪影響を与えている疑いも…

うまくいかないけど、どうしたものか。

M700HD DB稼働確認。

【本日の作業進捗】

 Windows上で動くリモコンを試して幾星霜。日本語と英語が混じる曲目を取得しようとすると文字化けしていた件ですが、根本から動作を検証していったところ、M700HDのデータベースはLinterというSQLで動いていることが判明。これに伴い、曲名・アルバム・アーティストなどをSQL参照で気軽に読み出せるアプリ設計が可能になりました。

 

また、調べている時の副産物でDBの編集時の挙動なども若干見えてきたので、もう少し弄れば本体のSSH化が完成したらリモコンなしで隅々までPC側から操作が出来そうな状態になってきました。

作成中のスクショ

 

現時点で出来ること

  • 初回IP入力・保存
  • SSH接続
  • Linterからアーティスト/アルバム/曲を直接取得
  • DB情報のローカルキャッシュ保存
  • 再生中の曲目をNow Playing表示
  • 停止中のアルバム名表示も一部動作
  • 日本語タイトル表示対応
  • リモコン操作系の大半入力可

M700Hd無線LAN情報

【今回の検証事項】

 M700HDはNAS機能を搭載しており、有線とUSBドングルによる無線LANの両接続をサポートしています。ただ、無線LANは対応機種が限定されており、今では入手が面倒。また、発売当時の無線セキュリティは現在主流のWPA2ではなく、WEP。

―そのため、無線ドングルを接続してもM700HDからはWiFiを認識できない*1という中々頭の痛い事態です。勿論、ルータのセキュリティを落としてWEPにすればWiFi運用は出来ますが、流石に…ねぇ。

 

ということで、この問題を何とかしたいと思い、「WLI-U2-SG54HP」*2を入手。例のごとくChatGPTを相棒に調査することに。

 

SSH化した筐体を使って調査、判明した内容はザックリ下記。

①SG54HPに搭載されてるデバイスの中身はrt73。

②rt73自体は、WPA2-PSK/AESの処理が可能

③m700hdの起動スクリプトには、WEP以外にWPA-PSKの設定処理も入ってる

④純正ドライバにもWPA2機能は搭載されている

⑤純正スクリプトには何故か接続方式にWPAが存在しない*3

以上を踏まえ、接続方式にWPAを追加する処理を行ったところ、

-bash-3.00# grep '^ENCRYPTION=' /var/lib/network/wlan; echo "$SSH_CONNECTION"; ping -c 3 192.168.10.1
ENCRYPTION=WPA2PSK_AES

➡WPA2接続の確立に成功しました。

 

 公式に接続保証が取れているドングルで行った検証ですが、WPA接続も可能と確認できたことで、2026年現在のネット環境からも問題なく無線運用が出来るという結果になりました。素晴らしい。rt73系列の別デバイスで無線LANでの接続が確認できれば、ドングルの入手性に頭を悩まされる必要もないため、夢が広がりますね。

流石に無線ドングルばっかり不要だから手は出さないけど…多分。

 

以上

*1:WEPからは現在の無線方式 WPAを検知しない

*2:Sony公式のWEP接続対応開示機種

*3:後で確認すると、WPA接続中も純正UI上はWEP接続表示…

M700HD解体日報

【本日の検証事項】

①ユニットごとの分離起動可否

  本機の残念な点としてMDユニットの動かない個体が多いことが挙げられる。

 経年劣化の要因も考えられるが、把握している範囲では元から故障率が

 高いものと推察。

 そのため、MD、ラジオ、CDの各部品を取り外し、どこまで軽装備で筐体が

 動作するかを検証。

➡MD、ラジオ、CD、各部品を外しても本体は問題なく立ち上がる。

 尚、ホームボタン上は排除したユニット部の機能を選択できてしまう。

 ホームボタンから外したユニット部を選択しても動作しないため若干バグるが

 本体動作としては問題ない。

 

②完全解体

  前回、DSPボードはAIを利用して資料起こしをしたので、同様に電源ボードも

 簡易的に資料化を実施。

メイン電源ボードの概観

 

  図の左下部分。「3.AC入力、フィルタエリア」の部分にヒューズソケットあり。

 稀に遭遇する通電するけど電源が入らない筐体はヒューズを交換で出来れば

 治る可能性が少し浮上。・・・検証のためだけに新しくジャンクは買いませんが。

 

③PATA-SATAの変換検証

  純正CDドライブ(TEAC-5010A)の駆動が若干怪しいのでSATA変換ボードを

 使ってSATAの9.5mm光学ドライブに変更出来るかを検証。

➡無駄無駄ァ(簡潔回答。

 確認事象:システム準備画面で停止。異常を検知したシステムが一定時間で

 自動で再起動を繰り返すループにハマるので、何も出来なくなる・・・。

 

  念のため、変換ボードのDIPスイッチで2モード(MASTER/SLAVE)を試すも

 起動が最終まで到達できず。ただ、両モードで若干システムの反応に違いあり。

 MASTER選択時:システム準備画面まで辿り着くがフリーズ

 SLAVE選択時 :「ただいま起動中です」という初期画面で停止。

 (※尚、ATAPI接続の純正TEACドライブはジャンパの装着なし)

 

  問題切り分けのため、変換ボードのみ(≒光学ドライブ未接続)の状態で

 MASTER/SLAVEの両方を試すと、「ただいま起動中です」という初期画面で停止する

 という事象がみられた。

 

  追加検証として本体にSSH接続。ドライバを弄って外付けUSBのCDドライブを

 認識させるとシステムは問題なく起動。また、CD再生・録音の機能は作動する。

 が、電源を落とそうとすると異常終了となり、正常シャットダウンが行われず。

 ➡CHATGPTを使ってシステム制御を確認すると、ドライブによってはエラーを吐き

  ながら稼働している点がシャットダウン制御不可の原因と考えられる。

 

   ―余談であるが、SONY公式が後継機種でリッピングの動作互換を発表してる

  Logitec:LDR-PUB8U3T ではドライブ接続時にエラーを吐かなかった。

  そのため、電源のシャットダウンに問題は生じなかった。  

 (別で割と大きな問題が発生しますが割愛・・・・)

 

とりあえず以上から変換ボードの使用について

 (1)ATAPIジャンパ設定:MASTERが望ましい?

 (2)ドライブ制御を担う変換ボードごとにM700HDが飛ばしてる制御信号を

     想定通り捌けていない可能性がある。

   ➡変換ボードの制御チップによる現象か?

   現時点では光学ドライブの載せ替えはリスクが高い。

  ということが判明した。

  今回検証に使った変換ボードの制御ICは「JM20330」。

  次回は「Marvell - 88SA8052」を使ってる変換ボードを試す予定。

 

以上。

筐体バラし検証中

先日、開腹作業(HDD取出)をエントリしたのですが、

CD-ROMドライブの読込が少し怪しいので検証のためにバラしでの作業が

増加しております。なので筐体の全面についても個人的なメモを残していくことにします。

後で見返せるように。

 

・・・写真はできるだけ載せていく方針ですがない場合は

ご自身の機体をバラしてあげてください(ぁ

 

正直、全てを理解出来て作業をしてないので間違いはあると

思います。AI君にも頼ってるから尚更・・・。

 

DSP基盤の諸々詳細(仮)

 

M700HD爆速解体手順解説

NAS-M700HD HDD換装までの最短(多分)手順

 

1.サイドパネル剥ぎ取り

 左右で2つ。裏面と下部にネジ留め(2個×2箇所)あり。

固着しかかっていることが多いので注意。後方に引くと外れる構造。

左右裏面ネジ位置

下部ネジ位置

2.天面パネルを開いて隠しネジを外す

カバー展開前(ネジと「爪」の複合固定)

 

黒ネジの位置

黒いネジ2本を外し、箱部分を展開。

ネジ3か所

中に金属天板と接続するネジが3本あるので除去。

 

3.プラ天面パネルの4隅と後側のネジ3本を外す。

注意:持ち上げる時はプラ天板から伸びているケーブルを全て外す。

右側側面(左も同位置)

後方ネジ3か所

FFC、その他ケーブルを外したことを確認しておくこと。

 

4.フロントパネルを外す

 サイド2点、下2点でネジ固定。ほか、アース接続あり。

注意:アース端子とメインボードに接続されているFFCケーブルを傷つけない

フロントネジ位置(左は同位置+近くにアース線あり)

フロント下側ネジ位置

5.天面パネルを外す

ネジ位置(※地味に左右で数が違う)

後方パネルネジ位置

右側(正面から見て)は3本のネジ留め。左は2本(注意)。

フロント4本、バックパネル2本のネジを外す。

 

 

➡DSPボードの影からHDDがコンニチワ(まだ外せない)

  

6.HDDへのアクセス整理

DSPボード下にHDDがマウンタ固定されているのでDSPボードを外す準備。

FFCケーブルやコントロール配線等を外していく。

➡DSPボードを浮かして左に倒して作業ができれば全てを外す必要はない

(注意:FFCケーブル、他ハーネス等は後で復旧できるようにメモし、外すこと)

黄色は個人的に作業する際に最低限外しているケーブル部分(参考)

次にDSPボードを留めてるネジ(3箇所)を外す。

作業しやすいようにFFCを外した状態

 

このように浮かせられるとHDDの交換作業への着手が可能

 

HDDは目前(写真撮り忘れのため、以前の撮影を流用)

HDDは前後計4つのネジで治具ごと留まっています。

治具サイズが大きく、後方の金属パネルを外さないと取りづらいので

続いて金属ケースの後方パネルを開ける作業に移ります。

 

7.後方パネル解放

後方パネルを留めているネジを外す。

ネジ数が多いので注意

ネジを外すと金属バックパネルが動くので治具ごとHDDを抜き取る。

(注意:外す時はケーブルを壊さないように慎重に行うこと)

➡バックパネル右奥に電源ボードと固定されたケーブルが潜んでいます

全て外すとパネルがパッカリ

ケーブル断線に注意(特に青い部分)

これぐらい開くとHDD抜き取りの作業がしやすい(個人的所感)

 

これまでの作業でHDDの取り出しが完了する筈です。

おつかれさまでした。

 

2.5inchに載せ替えた専用治具(参考)